1950年。私たちは、日本で初めて工業システムによるオーダースーツを開発いたしました。米国フォードモーター社における、T型フォードのアッセンブリーラインにヒントを得たその縫製システムは、後に『イージーオーダー』と呼ばれて多くの支持を受けるに至りました。当時、オーダースーツは、一部の人たちにしか着ることのできない高価なものでした。イージーオーダーはそうした常識を打ち破るシステムであり、“スーツを着る喜び”を一人でも多くの人に提供したいと願う、私たちの「思い」そのものでもあります。“工場生産によるスーツ”と書くと、何だか無機質な感じがするかもしれません。しかし、私たちの縫製工場は、多くの職人たちの手によって稼動する、いわば「工房」のような場所。イージーオーダーとは、職人と職人の技術を繋ぐ、血の通った工業システムなのです。ここでは、そうした私たちの旗艦工場となる、岩槻工場の様子を紹介させていただきます。お店でご購入いただいた皆様のオーダースーツは、この場所から生み出されます。
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岩槻工場

浦和レッズの本拠地として知られる「埼玉スタジアム」のほど近くに、花菱縫製・岩槻工場はあります。全国6箇所(岩槻工場・新前橋工場・三陸工場・白鷹工場・白石工場・江刺工場)にある花菱工場のうち、岩槻工場は、主に「裁断」「縫製」「仕上げ」「技術開発」「商品管理」のパートを担っています。それぞれの部門には、その道に長けた職人たちが在籍し、皆様に最良の一着をお届けすべく、日々スーツづくりに励んでいます。