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本開きの話

こんにちは、HANABISHI札幌店です。
店内は続々と春夏用の服地が到着しております。

今回はイージーオーダーにしかできない、素晴らしいこだわりを紹介したいと思います。

札幌店のお客様は「本開き」(オプション税込2,200円)というオプションにこだわるお客様が多くおられます。

袖の釦がなぜ付いているのか?と考えた事はあるでしょうか。

スーツの袖釦の歴史は、フランス軍を指揮したナポレオン・ボナパルトまでさかのぼっております。

ナポレオンが軍隊を引きつれ、極寒の地ロシア領土へ侵攻した時に、あまりの寒さにナポレオンの部下達は風邪をひいてしまい、鼻水を洋服の袖先で拭いていました。
おかげで袖は鼻水で汚れてしまい、みっともないからやめるように注意しても兵士達の鼻水がとまりません。
そこでナポレオンは軍服の袖に金属の釦を袖先につけ、袖で鼻水を拭けない様にしたというのが始まりです。

非常に歴史のある話ですね。

現在は3個から4個がエレガントと言われており、イタリア職人の技術の高さを競ったと言われるキス釦(重ね釦)なんかも人気があります。

袖の釦は本来、飾り釦のみとなりますが、袖釦が閉開できる「本開き」というデザインがありますので、ぜひ、お試しいただければと思います。


「本開き」はドクターカフという呼び名もあり、お医者さんがスーツを着用した時にすぐに腕まくりをして診察や手術ができるようしたという由来があります。

現在はそういった用途ではないですが、イージーオーダーならではのこだわりのオプションです。

以前までは、袖の修理が多い既製品ではこのような本切羽仕様はほとんどなく、オーダーしかできないこだわりのデザインとして認知されており、高級なスーツの証として作る人が多かったが、現在では既製品のスーツも見かける様になってきました。

ちなみに余談ですが、英国のスーツは袖先から約3cmの所に釦がついている事が多いですが、イタリアは約4cmのところについています。

ちなみにHANABISHIでは4cmから4.5cmです。

袖先の一番下の釦のみ外して着用する方が多く、袖口の自然なシルエットがでております。

私自信、着用しているスーツも本開き仕様にしておりますが、袖先に視線が集中している時があります。分かる人には分かるこだわりのデザインであり、イージーオーダーの醍醐味だと思います。(釦がとれているのかな?と思われている事もあるかも)
食事中に年配のお洒落な紳士にも「仕立てたスーツでしょ?袖見てわかったよ」と言われた事もあります。

本開きにした事により、スーツ好きの取引先の社長から気にいられ、大きな商談をもらった。という、にわかには信じがたい漫画みたいな話をしてくれたお客様もおりました。

こういったちょっとした所も良く見られているので、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。お薦めです。

ちなみにこちらも余談ですが、スーツの袖からワイシャツが見える数値は1cmから1.5cmと言われておりますが、ジャケットの後ろからワイシャツの衿部分が見える幅も同数値になるとバランスが良いとされております。

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

皆様のご来店、札幌店スタッフ一同心よりお待ちしております。

HANABISHI ONLINE SHOPのご案内
過去にHANABISHIでお作りいただいたオーダースーツのデザインそのままであれば、生地・オプションを選ぶだけで2着目以降がお気軽にご注文いただけます。
お手元のスーツを基準に、ウエストなど4箇所のサイズ微調整も可能です。
この春夏シーズンより新たにスリーピーススーツの注文が可能になりました。また、ネクタイの販売もしております。
2着目以降のスーツをONLINE SHOPでご検討してみてはいかがでしょうか。
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