HANABISHI BLOG
HANABISHIのブログ

秋冬生地のご紹介 「中外国島」

こんにちは、HANABISHI盛岡店です。
お盆も過ぎ、店内も秋冬の生地が充実してまいりました。そこで今回のブログでは上質な毛織物を供給している国内メーカー「中外国島」の生地をご紹介したいと思います。

中外国島株式会社…前身は国島商店として尾州地方(尾張の国、愛知県一宮市を中心とした地域)で1850年から創業を開始。今から170年前というとピンとこないかもしれませんが、江戸時代末のペリー来航の3年前から創業と聞くと歴史の深さに驚きます。尾州で最も古い歴史を持つ毛織物メーカーです。
毛織物の柔らかな風合いを生み出すには、使用する水の硬度が低い軟水が適しています。この地域を流れる木曽川の水は日本の中でも、とても硬度が低く、古くから日本の毛織物産地の中心として発展してきました。自然の恵みと長い歴史で培われたノウハウの融合で上質な生地を生み出しています。

こちらの生地はネイビーベースに少し緑がかったチョークストライプのウール100%の生地です。目付は360g/mと高密度ですが、風合いは柔らかく、ほどよいぬめり感も感じられる魅力ある生地で型見本をご用意しました。

こちらの画像は3メートルほど距離を置いた見え方です。

こちらの画像は1メートルほどの対面した距離感での見え方です。
スーツを身に纏ったご自身をどのように表現するか?また周囲の方に与える印象でその方とどのような関係性を築いていくか?を想像する上で生地選びは大きな要素ですね。生地の色柄によって遠目での見え方、間近での見え方が様々なのでいくつかご紹介致します。

こちらはディスタンス8(距離8メートル)版。複数色使いのチェック柄は存在感を遠くにも伝えられます。若干カジュアルな印象もありますので、セパレートでジャケパンスタイルにも着回しできそうです。


こちらはディスタンス3.2.1(距離3~1メートル)版。同系色のトーン違いのグレンチェックやマイクロチェックなどさりげない柄の生地です。3メートルくらいの距離感では控え目でありつつも周囲の興味をひき、距離を詰めると個性がにじみでる印象です。


こちらはディスタンス△3(距離3メートル~すれ違っての3メートル)版。ウインドーペーン、ストライプ、無地といったオーソドックスな生地です。オーソドックスだからこそパッと見で、周囲の方に安心感、信頼感をもたらします。主張は控え目ですが、「上品だな」、「素敵だな」と振り向かせるくらい上質な生地です。マットな無地もご用意しておりますし、画像のように光沢感・艶感のある無地はドレッシーなスーツスタイルを演出する際にオススメです。
生地選びはオーダースーツの楽しみでもあり、スタート地点です。生地の特徴と周囲との距離感で自分をどう表現するか?
皆さまのそのようなご想像に我々スタッフもぜひお手伝いさせていただきたいと思いますので、お気軽にお立ち寄りください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

HANABISHI ONLINE SHOPのご案内
過去にHANABISHIでお作りいただいたオーダースーツのデザインそのままであれば、生地・オプションを選ぶだけで2着目以降がお気軽にご注文いただけます。
お手元のスーツを基準に、ウエストなど4箇所のサイズ微調整も可能です。
この秋冬シーズンより新たにスペアパンツの同時注文が可能になりました。
2着目以降のスーツをONLINE SHOPでご検討してみてはいかがでしょうか。
https://www.hanabishi-online.shop/

来店予約はこちら来店予約はこちら
PAGE TOP