衣服にもバリアフリーを。
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衣服にもバリアフリーを。

オシャレを車椅子利用者の方にも。

車椅子利用者のスーツ着用時に受ける様々な不満を解消するため、座位姿勢を基準として設計された、車椅子利用者のためのオーダースーツです。
車椅子をこぐ動作、着脱動作に配慮し、見栄え、着心地を追求しました。

【実用新案登録:第3206093号第3206094号】
オーダーメイドだからこその、たくさんの楽しさを、あらゆる人に伝えたい。
私たちはその想いを胸に、100%国内自社縫製の技術を通じ、公平な社会の実現に貢献します。

花菱縫製株式会社 代表取締役 野中雅彦より

花菱縫製は、1935年創業以来、「オーダースーツ」の先駆者として「社会への貢献」、「技術革新とシステム化」、「人間尊重」の経営理念のもと商品の企画・生産・販売に至るまでのSPAシステムを採用し、時代のニーズに対応した、高品質で着やすく、フィット感のあるスーツを常に研究開発し、お客様のリクエストにお応えする100%国内自社縫製のスーツをお仕立てして参りました。

たくさんの方にオーダーメイドスーツを楽しんでいただきたいと思っている中で、今回、車椅子をご利用のお客様から“結婚式などのフォーマルな場所にお出かけする際の満足するスーツが手に入らない”とのお話をお聞きし、オーダースーツの楽しさを車椅子利用者の方にも提供したいと考え、座った状態を基準に、見栄えと着心地に配慮したスーツを開発いたしました。

この新しく開発したスーツをご利用いただき、いろいろな場面に出かけ、人生を楽しんでいただければ と思います。

今後も私たちは、長年培ってきた豊富な実績とノウハウにさらに磨きをかけ、お客様の信頼をいただきつつこれからも、果敢にチャレンジしお客様のリクエストにお応えして参ります。

「HANABISHI」は、1935年創業の伝統あるテーラーカンパニーとして展開をしています。
HANABISHI は完全国内縫製であり、ディティールの組み合わせは30,000 通り以上。
ORDER を受け、熟練職人の手仕事とハイテクマシンの精密技術の元、330 に及ぶすべての工程を国内5つの自社工場で製造しています。常に存在感と主張ある「楽しむオーダーメイド」を提案し続けています。

「HANABISHI」は、1935年創業の伝統あるテーラーカンパニーとして展開をしています。
HANABISHI は完全国内縫製であり、ディティールの組み合わせは30,000 通り以上。
ORDER を受け、熟練職人の手仕事とハイテクマシンの精密技術の元、330 に及ぶすべての工程を国内5つの自社工場で製造しています。常に存在感と主張ある「楽しむオーダーメイド」を提案し続けています。

車椅子利用者向けジャケット作り

車椅子をこぐ動作、座位姿勢に配慮したデザイン
【実用新案登録:第 3206094 号】

・座位に適した丈の長さと、高めのボタン位置にすることにより、見た目がスッキリとした印象になります。

・前身の裾を大きくなだらかな形状にすることにより、上衣の裾が捲れ上がることを抑制しています。

・腰ポケットの傾斜を通常品よりも強くすることにより、フラップが車椅子のアームレストにのらないようにしています。

・背中の中心の裾、もしくは両脇に入れる切れ込み(ベンツ)を無くし、上衣の裾が捲れ上がることを抑制しています。

・袖付け廻りの外周寸法を通常品よりも大きくすることにより、車椅子をこぐ時に肩回りが動かしやすくなっています。

・座位の場合、上衣の襟元が浮いてしまいます。その浮きを抑制するための補正(縫込み)を施しています。

・車椅子をこぐ動作の影響で、衣服に負荷が掛かり、ボタンが取れ易くなってしまいます。

・ボタンを取れづらくするために、前ボタン付けの裏側に補強ボタンを付けています。

・服地と同系色の人工皮革を施すことにより、車椅子をこぐ時に、袖先がタイヤやハンドリム(手でこぐ部分)に接触し、摩耗してしまうことを防ぎます。

車椅子利用者向けパンツ作り

座位姿勢に配慮したデザイン
【実用新案登録:第 3206093 号】

・膝裏に 3 本の縫込みを施すことにより、座位時に膝裏がダブつくことによる着心地の違和感を解消しています。

・また、この仕様は見た目をスッキリさせるだけでなく、着用時の負担も軽減します。

・ウエストを脇ゴム仕様にすることにより、日常のウエスト回りの着心地が楽になります。

・通常品は脇側に斜めのポケットが付くところを、ジーンズのように前側にポケットを付けることで、車椅子に座った状態でも使用できます。

・パンツ着用時にベルト通し(ループ)を引き上げる方は丈夫でほつれづらいベルト通しを選択できます。

・チャックの上げ下げが困難な方は、マジックテープの仕様が選択できます。

・パンツの前側の深さを浅くすることにより、前側のダブつきを抑制。また、後ろ側の距離を長くすることにより、着用時にシャツなどが出てしまうことも抑制します。

・チャックの下げ止まり位置を深くすることにより、着脱時や用をたす際の負担を軽減します。

・床ずれに配慮し、パンツの後ろポケット(お尻のポケット)の袋を無くしています。

・外見はポケットが付いているように見えます。(飾りポケット)※ポケット無しの仕様も選択できます。

・座位時にパンツの前裾が上がってしまうため、 裾の前側を後ろ側よりも長くし、裾が平行に見えるようにしています。

・着用時のパンツ裾のほつれ防止のため、裾上げ部分は通常処理(マツリ縫い)に加え、補強テープを施しています。

商品について

【車椅子利用者向けオーダースーツ販売価格】

メンズ  シングルスーツ¥48,000~

メンズ  シングルジャケット¥31,500~

メンズ  パンツ¥18,500~

※シングルスーツ店頭通常価格に+¥9,000にて販売

※シングルジャケット店頭通常価格に+¥4,500にて販売

※パンツ店頭通常価格に+¥4,500にて販売

※全て税抜き価格にて記載

商品ラインナップ

スーツ

ジャケット・パンツ

フォーマル

下記6店舗で車椅子利用者向けオーダースーツのお取り扱いをしております。
店舗はバリアフリー対応ができておりませんので、ご来店時にご連絡いただければ、店舗スタッフが段差乗り越えなどのお手伝いをさせていただきます。

銀座店

住所
〒104-0061
東京都中央区銀座1-7-17
銀座1丁目ガス灯通りビル1F/2F
電話番号
03-5524-1091
営業時間
11:00-19:30
(定休日:水曜)

岩槻加倉店

住所
〒339-0056
埼玉県さいたま市
岩槻区加倉2-8-12
電話番号
048-757-4029
営業時間
10:30-19:00
(定休日:水曜)

池袋店

住所
〒171-0022
東京都豊島区南池袋1丁目
16-20 ぬかりやビル1F
電話番号
03-3983-4029
営業時間
11:00-19:30
(定休日:水曜)

新前橋店

住所
〒371-0846
群馬県前橋市
元総社町336
電話番号
027-253-1429
営業時間
10:30-19:00
(定休日:水曜)

仙台店

住所
〒980-0811
宮城県仙台市青葉区一番町
4-7-17 小田急仙台ビル1F
電話番号
022-265-4161
営業時間
11:00-19:30
(定休日:水曜)

札幌店

住所
〒060-0002
北海道札幌市中央区
北2条西3-1 敷島ビル1F
電話番号
011-231-5201
営業時間
11:00-19:30
(定休日:水曜)

車椅子利用者向けオーダースーツは
店舗スタッフ2人一組での採寸が必要な為、
比較的混み合う
土曜・日曜・祝日より
平日でのご来店をおすすめ致します。

ご来店方法


オーダーについて

【商品開発協力】
上原大祐(Daisuke Uehara)

夢が、いちばんのエネルギー。/Sail Your Own Dreams.
□NPO法人D-SHiPS32(ディーシップスミニ) 船長(代表)

<プロフィール>
1981年12月27日、長野県軽井沢町生まれ。
2006年、2010年の冬季パラリンピック大会アイススレッジホッケー競技に出場。
2010年バンクーバーパラリンピックでは、準決勝のカナダ戦で価千金の決勝ゴールを決め、
銀メダル獲得に貢献。2014年にIPCが発表した「アイススレッジホッケー競技の歴史に
おけるトップ10プレイヤーに選ばれました。
2013年引退後はNPO法人D-SHiPS32(ディーシップスミニ)を立ち上げ、障害を持った
子供たちをサポートしていると同時に企業のアドバイザーとして商品開発、地域活性など
様々な分野で活動しています。

夢が、いちばんのエネルギー。/Sail Your Own Dreams.
□NPO法人D-SHiPS32(ディーシップスミニ) 船長(代表)

<プロフィール>
1981年12月27日、長野県軽井沢町生まれ。
2006年、2010年の冬季パラリンピック大会アイススレッジホッケー競技に出場。
2010年バンクーバーパラリンピックでは、準決勝のカナダ戦で価千金の決勝ゴールを決め、
銀メダル獲得に貢献。2014年にIPCが発表した「アイススレッジホッケー競技の歴史に
おけるトップ10プレイヤーに選ばれました。
2013年引退後はNPO法人D-SHiPS32(ディーシップスミニ)を立ち上げ、障害を持った
子供たちをサポートしていると同時に企業のアドバイザーとして商品開発、地域活性など
様々な分野で活動しています。

―「車椅子利用者向けオーダースーツ」の商品開発協力を依頼された時、どう思われましたか?

もともとファッションに興味があるので、車椅子ユーザーの衣服に対して大きな課題意識を持っていました。 先天性の障がいがある私のように上半身が大きく、下半身が小さい車椅子ユーザーの中には、スーツでの おしゃれだけでなく、スーツを着ること自体を諦めている人たちも多くいます。既製品では上のサイズに 合せると下がダボダボしてしまうし、下のサイズに合せると上がきつい。通常のオーダースーツは既製品 よりは少しましですが、車椅子をこぐたびにジャケットの裾がめくれ上がったり、座ったままの姿勢でいる ため股上の布がダブついたりして格好悪い。しかし素人なのでどうオーダーすれば、これらの課題が解消 されるのかもわからず、困っていたところへスーツのプロであるHANABISHIさんからのお話がありました。 探していたところを逆に見つけてもらったようで嬉しく、「ぜひやらせてください!」と即答したのを覚え ています。

―「車椅子利用者向けオーダースーツ」の完成度はいかがですか?

凄くいいです!股上もひざ裏もダブつかずフィットしてすっきりしています。また、見た目も去ることながら、 私たち車椅子ユーザーがスーツ着用時に一番ストレスに感じていた、車椅子をこぐたびめくれ上がってしまう ジャケットの裾にも工夫が施されていて、裾を気にしながら、裾を抑えながら車椅子をこぐ必要がなくなり ました。また、車椅子のハンドルを握った時、タイヤと擦れてしまう袖口はスーツと同系色の皮で補強して あります。パンツの後ろポケットは飾りポケットになっていて、片方ずつお尻を持ち上げながらズボンを 履いたり脱いだりする際、お尻でポケットの袋を破いてしまう心配も要りません。車椅子ユーザーに特化した 工夫は挙げきれないほど凝らされていて、見た目はもちろんのことスーツを着ること、スーツで動くことが ストレスフリーになりました。何度も改良を重ねて出来上がったスーツですが、初めてのサンプルを試着 させてもらった時、そのクオリティの高さに凄いものができる予感がしてワクワクしました。実際、私自身が 満足することで、車椅子ユーザーの皆さんを満足させるスーツが出来上がったと思います。

―「車椅子利用者向けオーダースーツ」はどんな時に着用されていますか?

会社員なので平日は毎日。週末も社会起業家として講演会やシンポジウム、TV出演などでスーツを着用 します。しかし、これまでスーツはなるべくなら着たくないものでした。健常者向けにデザインされた スーツでは、格好がつかなかったからです。それが今回、様変わりしました。HANABISHIさんでスーツを 5着新調したのですが、今まではスーツを選ばなかった場所やドレスコードのないパーティーや異業種 交流会などにも、スーツで出掛けるようになりました。このスーツを着るだけでおしゃれに見えるし、 着心地がよく、楽に動けるからです。カジュアルな格好の私しか知らない友人たちは「スーツを着て いるのを初めて見た」と驚いています。また、車椅子の仲間たちからは「それどこのスーツ?」と必ず 聞かれます。多くの車椅子ユーザーがスーツジプシーですから目ざといのです。もちろん自分からも どんどん発信しています。シャツやネクタイとの組み合わせを考えたり、今まで着たことのない色の スーツを着たり、おしゃれの幅が一気に広がり楽しくなりました。

―上原さんにとってスーツはどんなものですか?

人前に立つことの多い私にとって、スーツはゼロ枚目のプレゼンシートのようなもの。 袖を通すだけで気合が 入り、会う人にいい第一印象を与えるものでなくてはいけません。社会起業家として車椅子の子どもたちと 接する機会も多いのですが、彼らが大人になる未来には、このオーダースーツが普及して、当たり前になって いることでしょう。私たち障がい者の周りには、当たり前のことが当たり前に叶わない、そんな課題が たくさんあります。でもその課題は新しいものが生まれるチャンスであり、多くの人のハッピーにつながる 未来なのです。新しい夢もできました。いつかHANABISHIさんとパラリンピック日本代表選手たちの式典用 スーツを作りたい。外国人選手のスーツはかっこいいんですよ。日本人選手のハレの舞台をかっこいいスーツ で盛り上げたいですね。