女性のスーツもサイズが重要!体型に合わないスーツから脱却するポイント

スーツの着こなし

2023.8.16

スーツを担ぐ女性

男性のスーツと同じく、女性のスーツもサイズ感が重要です。しかし、サイズ表で選ぶだけでは自分の体型にジャストフィットしたスーツは選べません。サイズ表の他にも、確認すべきポイントがいくつかあるため、購入時にチェックしましょう。

今回は、スーツサイズを合わせる重要性に加えて、サイズ合わせのポイントや、スーツに合わないインナーなどについてご紹介します。スーツを着用する機会の多い方は、ぜひご参考にしてください。

スーツのサイズが合わないと「品格」が損なわれる

スーツのサイズは着こなしに影響します。着こなしが残念になると品格が損なわれてしまい、他者から厳しい目を向けられることもあります。20代なら「まだ若いから」と大目に見てもらえる部分もありますが、30代・40代・50代など年齢を重ねるごとにスーツの着こなしに対する意見はシビアになるため注意が必要です。

また、若いときに購入したスーツを着ているという方も気をつけましょう。20代や30代で着ていたスーツは、40代や50代になると合わなくなります。自分の体型と年齢に合ったスーツを選ぶことで品格のある堂々とした装いになるため、次のポイントを確認しながらスーツを探しましょう。

似合わないはもう卒業!スーツのサイズを合わせるポイント

キャリアウーマン

「スーツが似合わない」という悩みを解消するには、まず自分の体型に合ったサイズのスーツを選ぶことが大切です。

こちらでは、自分にぴったりのサイズのスーツを選ぶポイントをご紹介します。

ジャケットはジャスト〜若干ゆとりがあるサイズにする

ジャケットはジャストサイズ、または若干ゆとりがあるサイズにしましょう。小さめのサイズを選ぶ方もいますが、サイズが小さいと着丈や袖丈が短くなるため不恰好な印象になります。ある程度のゆとりを確保することで、動きやすさと美しいシルエットを両立できます。

着丈は腰周り〜ヒップが隠れる長さにする

ジャケットの着丈は、腰周りからヒップが隠れる程度の長さにします。短すぎても長すぎてもスタイルが悪く見えてしまうため、きちんと試着をしてから前、横、後ろの長さを確認してください。

肩幅はぴったりサイズにする

肩幅はぴったりサイズに合わせましょう。スーツは肩で着るというのは男性も女性も同じです。サイズが合っていれば着崩れの心配はないですし、シルエットも美しくなります。購入後、サイズ直しが難しい部分でもあるので、試着をして自分の体型に合うものを選んでください。

胸周りはボタンを留めたときのシルエットを意識する

胸周りのサイズ感はボタンを留めて確認します。ボタンを留めたときにしわができたり、胸元が不自然に広がったりしているとシルエットが崩れる原因になるため注意しましょう。

女性の場合、バストサイズによってはジャケットが合わないということもあります。バストに合わせると腰周りがブカブカになる、腰周りに合わせると胸元にしわができるということもあるため、ちょうど良いサイズやデザインのジャケットを見つけることが重要です。

袖丈は手首のくるぶしが隠れるくらいの長さにする

袖丈は、手を下ろしたときに手首のくるぶしが隠れるくらいの長さにします。また、長袖シャツやブラウスを着用する際は、腕を曲げたときに袖口からの袖が1cmほど見える長さにすると見栄えが良く、また袖口がこすれるのを防ぐことができます。

パンツのウエストや太ももにはゆとりを持たせる

パンツのウエストや太ももは、ぴったりしすぎないほうがシルエットがきれいです。フィットしすぎていると横じわが入りやすくなり、見た目にも窮屈な印象を与えます。しわのないすっきりしたシルエットを作りたいなら、多少のゆとりを意識しましょう。

裾丈はパンプスを履いて床から3cmの位置を目安にする

女性のスーツパンツの裾丈は、着用するパンプスに合わせて長さを決めます。足を長くきれいに見せたいなら、パンプスを履いて床から3cmほどの位置に裾を合わせましょう。

スカートの丈は膝が隠れるほどの長さにする

スカートの丈は膝が隠れる程度の長さにしましょう。スリットが入っているスカートや、歩いたときに太ももが見えるほどの丈はビジネスシーンでは不向きですし、年齢によってはプライベートでも避けたほうが賢明です。ビジネスにおいては、女性らしさはほのかに香る程度で充分と認識しましょう。

なお、丈が長すぎるものは動きを制限する他、野暮ったく見えるため注意してください。

インナーのサイズにも注意!スーツに合わないインナーとは

白いスーツを着た女性

スーツだけでなく、インナーのサイズにも注意が必要です。

こちらでは、スーツに合わないインナーについてお伝えします。スーツをすてきに着こなすポイントの1つでもあるので、ぜひ覚えてくださいね。

縦or横方向にシワが寄るシャツはNG

スーツのインナーは、胸元あたりが最も目につきやすいです。シャツのバストサイズが小さすぎると胸元あたりに横じわができ、サイズが大きすぎると生地が余り縦じわができやすくなります。そのため、インナーを選ぶ際はバストサイズに注目して選びましょう。

なお、バストサイズは下着のサイズではなく、下着着用時のバストトップに合わせるのが基本です。

露出が多いものは避ける

インナー選びでは、胸元の露出具合に注意が必要です。カットソーの場合、胸元の露出が多いと屈んだ姿勢になったときに下着が見える恐れがあります。周囲に不快な思いをさせる可能性があるため、できるだけ胸元の露出が少ないものを選んでください。

シャツの場合は、ボタンの開け具合に注意が必要です。また、下着のラインが出ないように気をつけましょう。

サイズが合わないときはプロに相談しよう

既製品のスーツの場合、上記のポイントを押さえても自分にフィットするスーツが見つからないことがあります。とくに、なで肩や怒り肩、反り腰、猫背、O脚など体型にクセがある方や、上半身と下半身でサイズが異なる方、アスリート体型の方などは既製品のスーツと相性が合わないことも多くあります。

自分にジャストなサイズ感のスーツを選ぶなら、プロに相談してみるのもおすすめです。サイズに関するアドバイスをもらえる他、第三者の視点から自分に似合うスーツを選んでもらうことができます。また、TPOに適したスーツを選ぶ際もプロのアドバイスが役立ちます。コーディネートの相談にも乗ってもらえるため、ワンランク上の着こなしを実現できるでしょう。

より自分にぴったりのサイズと着心地を追求するなら、オーダースーツという選択もあります。オーダースーツは自分の体型に合わせて仕立てるため、着心地が良くてトータルのシルエットが美しいスーツを手にできます。ぽっちゃりしてきたなど、体型の悩みに合わせてスーツを仕立てられるため、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

女性のスーツはサイズ表記が「S・M・L」や「7号・9号・11号」というように、メンズスーツのサイズ表記よりもざっくりしています。そのため、自分の体型に合うスーツを見つけづらいと悩む方もいるかもしれません。しかし、ジャケットやパンツの選び方のポイントを押さえつつ、スタッフに相談したりオーダースーツにしたりと工夫することで、より自分にぴったりのスーツを見つけることができます。

1935年創業の老舗ブランド「HANABISHI (花菱)」のオーダースーツは、完全国内縫製です。さまざまな体型の方に合わせた補正が可能で、熟練したプロフェッショナルフィッターが採寸し、あなたのご要望に合うフィットした1着をご提供いたします。初めてオーダースーツを作る方限定のお得なプランも実施しています。ぜひ、以下のリンクからチェックしてみてください。

西林 和之
Writer
西林 和之
株式会社花菱
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
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