大学の入学式で失敗しないための男性用スーツの選び方は?相場やおすすめの色も紹介!

スーツのマナー

2022.12.27

桜の木の前に立つスーツの男性

入学式は人生の中でも煌びやかなイベントの一つ。とくに大学生は大人としての自覚が出てくる時期でもあるため、「きちんとした装いで入学式に参加したい」「ぴしっときめて大学生活をスタートさせたい」と考える方もいるのではないでしょうか。

大学の入学式では、男女ともにスーツを着用することがほとんどです。これから先、スーツを着用する機会は増えるため、まずは大人への第一歩として入学式にふさわしいスーツを選んでみましょう。

今回は、大学の入学式に着用するスーツの選び方、価格相場、ワイシャツや小物の選び方、購入時期などをご紹介します。ぜひ、ご参考にしてくださいね。

大学入学式のスーツ選びで失敗しないためには?

大学の入学式では、同級生から良い印象を持たれるように意識しましょう。第一印象を良くすれば友人も作りやすいですし、今後の大学生活をより良いものにしてくれるはずです。 そこで大学の入学式には、下記のポイントを押さえたスーツを選ぶことをおすすめします。

スーツの色は黒がおすすめ

スーツの色は「黒」がおすすめです。黒は落ち着きのある色なので、相手にきちんとした人、しっかりした人という印象を与えられるでしょう。また、黒のスーツは使い回しが利くため、あらゆるシーンで役立ちます。例えば、学会の発表や冠婚葬祭、アルバイトの面接などにも着用可能です。黒はどんな色とも相性が良いため、ワイシャツやネクタイとの組み合わせに困ることも少ないはずです。

なお、黒とは別の色を着たいという方には、濃いネイビーやチャコールグレー(ダークグレー)もおすすめです。入学式の雰囲気に合う落ち着いたテイストのものを選んでくださいね。

就活を見据えたスーツ選びをしない

大学入学式のスーツを選ぶ際は、就活と切り離して考えることをおすすめします。

就活で着用することの多いリクルートスーツは、入学式に着用しても問題はありません。誠実な印象を与えられますし、就活を見据えて購入するなら出費を抑えることにもつながるでしょう。

しかし、リクルートスーツはシンプルで堅実な印象が強いため、他の人のスーツ次第では入学式で浮いてしまうこともあるかもしれません。また、入学時と就活時では体型が変わることもありますし、男性の場合は身長が伸びることもあるため、そうなると結局はリクルートスーツを2着購入することになります。

さらに、急なお葬式や法要があったとき、喪服の代わりにリクルートスーツを着用することはできません。慶事ならまだしも弔事ではマナー違反にあたるため、冠婚葬祭も見越してスーツを購入するなら、リクルートスーツは避けたほうが賢明といえるでしょう。

大学の入学式にかけるスーツの相場

大学入学式のスーツの相場は2〜3万ほどですが、「周りと差をつけたい」「長く愛用するためにしっかりしたスーツがほしい」という方だと、5〜6万円ほどのスーツを購入する方もいます。

スーツの値段は幅広く、既製品なのかオーダースーツなのかはもちろん、購入する店舗によっても価格帯は大きく変わります。例えば既製品の場合、リクルートスーツなら1〜3万円ほど、ビジネススーツなら1〜20万円ほどが相場です。オーダースーツにして、オプションなどにこだわるならもう少しかかることもあります。

どんなスーツがほしいのか、1回きりまたは何回も着用するのかなど、スーツに何を求めているかで値段は変わります。もちろん予算との兼ね合いもあるでしょうから、まずは自分の望むスーツの価格帯を把握し、そこから良いと思うものを選んでみてください。

大学の入学式にふさわしいワイシャツや小物の選び方

桜の前に立つスーツの男性の上半身

スーツを着なれていない学生の場合、スーツに合わせるワイシャツや小物選びに迷うという方も少なくないでしょう。下記のポイントを押さえておくことで、トータルバランスが良く大学生らしい着こなしに仕上がります。

無地の白シャツか淡い色のシャツを選ぶ

ワイシャツには、無地の白シャツか、淡い色のものを選びましょう。爽やかなブルー、上品なグレー、優しい雰囲気のピンクなら派手すぎず、お祝いの席にふさわしい装いに仕上がります。色つきのシャツは人によって合う合わないがあるため、例えば顔の肌の色に合わせてみるなど、試着をして自分に似合うものを選んでみてください。

フレッシュな印象を与える青系のネクタイを選ぶ

ネクタイは大学生らしいフレッシュなイメージのある「青系」がおすすめです。スーツとワイシャツを選んだ後、全体のバランスを考えながらネクタイを選んでみてください。 ネクタイの柄は「ストライプ」や「ドット」などの派手すぎないものが良いでしょう。ネクタイに使用されている色が多いとまとまりのない印象になることもあるため、1〜2色ほどの色合いのものを選んでみてください。

ベルトと革靴は同じ色のものを選ぶ

おしゃれは足元からといわれるように、スーツも足元が肝心です。革靴は、ベルトと同じ色を選ぶと統一感が出て見栄えも美しくなります。ビジネスシューズや紐つきの革靴は、スタイリッシュで都会的な印象になる他、汎用性が高いためおすすめです。ぜひ、スーツにぴったりの一足を探してみてください。

大学の入学式で着用するスーツはいつごろ購入すべき?

一般的に、大学の合格発表は2月下旬〜3月中旬ごろになるため、入学式に着用するスーツは3月下旬ごろには購入しましょう。その時期になると紳士服メーカーではスーツの品揃えが豊富になるため、気に入るスーツを見つけられるはずです。

既製品のスーツを購入するなら上記の日程で問題ありませんが、オーダースーツを検討しているなら入学式の3週間〜1か月前までには購入・手元に届くようにしておくと良いでしょう。

オーダースーツは注文してから受け取りまでに時間がかかります。オーダースーツ専門店によっても変わりますが、パターンオーダーだと2〜3週間、イージーオーダーだと3〜4週間、フルオーダーだと1か月〜2か月ほどかかります。

また、繁忙期になるとパターンオーダーやイージーオーダーでも6週間程度の納期がかかることもあるため、2月中にはオーダーしておくと安心です。

大学入学式のためにオーダースーツを購入するのもおすすめ

ワイシャツの手首周りを図る男性

自分だけの特別な1着を仕立てられるオーダースーツは、入学式という晴れの舞台にぴったりです。 こちらでは、オーダースーツをおすすめする2つの理由をご紹介します。

既製品よりも長く使えるためコスパが良い

既製品に比べて、オーダースーツは生地の品質が良く、縫製もしっかりしています。オーダースーツ専門店の中にはメンテナンスを請け負うところもあるため、サイズ調整や体型補正を行えば長く着用することが可能です。大学を卒業し、社会人になってからも着用できますし、仕事だけでなく友人の結婚式などに招待された際にも役立つでしょう。

仕立て方やオーダー方法によっては既製品よりも値段が高価になることもありますが、長い目でみると決して高価な買いものではないといえます。

自分の体型に合わせたスーツを作れる

オーダースーツは、自分の体型に合わせて作ることが可能です。

スーツを格好良く着こなしたいと思う方は多いでしょうが、そのコツは「自分の体型に合ったものを着ること」です。ジャストサイズのスーツを着るとシルエットが美しく保たれ、どこから見ても隙のない装いに仕上がります。

また、猫背や反り腰、なで肩、怒り肩など体型の悩みを抱えた方にもオーダースーツはおすすめです。上半身と下半身でサイズが違うため、既製品のスーツだと探すのが大変という方もいるかもしれません。しかし、オーダースーツなら体型の悩みをカバーできるため、自分にぴったりの1着を手に入れることができます。

まとめ

大学の入学式は、その後の大学生活を左右する重要な舞台です。スーツを着なれていなくても、見る人や会う人に良い印象を抱いてもらえるような、その場にふさわしい装いをすることが大切といえるでしょう。ご紹介したポイントを踏まえながら、自分にぴったりの1着を探してみてください。

1935年創業の老舗ブランド「HANABISHI (花菱)」のオーダースーツは、完全国内縫製のイージーオーダーです。さまざまな体型の方に合わせた補正が可能で、熟練したプロフェッショナルフィッターが採寸し、あなたのご要望に合うフィットした1着をご提供いたします。初めてオーダースーツを作る方限定のお得なプランも実施しています。ぜひ、以下のリンクからチェックしてみてください。

西林 和之
Writer
西林 和之
株式会社花菱
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
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