結婚式へオシャレに参列!スーツのマナーや着こなしのポイント 

スーツのマナー

2023.10.4

ネクタイを整える礼服を着た男性

結婚式に参列する際、まず悩むのが「どのようなスーツを着れば良いのか」ということではないでしょうか。せっかくの晴れの舞台、ゲストだとしてもオシャレな装いで参列したいものです。 

そこで今回は、男性が結婚式に参列する際に知っておきたいスーツマナーから、オシャレに着こなすためのポイント、スーツに合わせたい小物までご紹介します。マナーを守りつつもオシャレな装いで、結婚式へ出掛けましょう。 

押さえておくべき結婚式のスーツマナー

どんなにオシャレなスーツも、結婚式のマナーに反した着こなし方をしてしまうとたちまちカッコ悪くなってしまいます。オシャレなスーツをカッコ良く着こなすために、まずは結婚式のスーツマナーを押さえておきましょう。 

列席者の服装は「準礼装」あるいは「略礼装」が基本

結婚式の列席者は、準礼装、あるいは略礼装にあたるスーツを着用するのが基本です。具体的にはブラックスーツやダークカラーのスーツが挙げられ、ホテルやレストランなど格式高い会場にはブラックスーツ、比較的カジュアルな会場にはダークカラーのスーツが望ましいでしょう。 

ビジネススーツを着用するのは控える

「スーツなら何でも良い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、結婚式にビジネススーツを着用するのは望ましくありません。なぜなら、ビジネススーツはややカジュアルな素材・色であることが多く、結婚式のような厳粛な式典には不向きだからです。 

冠婚葬祭には礼服、いわゆるフォーマルスーツが望ましいとされているため、もしビジネススーツしか持っていないのであればワンランク上のスーツを購入するのが良いでしょう。 

個性が強すぎるものや派手すぎるものはNG

結婚式の主役は新郎新婦です。個性的なデザインのスーツや派手な色のスーツを着用すると、新郎新婦よりも目立ってしまう可能性があるため、これらは避けるようにしましょう。 

とくに、白いスーツはNGです。結婚式で白のコーディネートができるのは新郎新婦のみといわれているため、いくらオシャレなスーツでも着用しないようにしましょう。 

スーツの色はオシャレの土台!結婚式に相応しい色とは?

結婚式の列席者に相応しいスーツの色は、「ブラック」と「ダークカラー」です。 

ブラックスーツ

ブラックスーツは、結婚式をはじめとするフォーマルなシーンに相応しい準礼装です。深い黒色と無光沢が特徴で、高級感と上品さを兼ね備えています。後ほどご紹介するダークカラーのスーツより格式が高いため、親族や目上の人の結婚式にも問題なく着用できます。 

年代によっておすすめのシルエットは異なり、20〜30代はシングルブレストでスタイリッシュにキメるのが良いでしょう。40代以降は、ダブルブレストのブラックスーツを着用すると貫録が出ます。 

ダークカラーのスーツ

ダークカラーのスーツは、カジュアルな結婚式に相応しい略礼装です。チャコールグレーやダークネイビーなど、ダークな色合いのスーツ全般を指します。バリエーションが豊富なため、列席者として個性(自分らしさ)を出しながらもマナーを守れる点が、うれしいポイントです。 

親族や目上の人の結婚式にはブラックスーツを着用するのが基本でしたが、近年ではダークカラーのスーツを着て参列するケースも増えているため、1着持っていると安心でしょう。 

オシャレに着こなすためのスーツ選びのポイント 

複数のジャケット

結婚式当日、スーツをオシャレに着こなすためには、スーツ選びからこだわる必要があります。 

自分の体型にぴったりなサイズを選ぶ

まず、自分の体型にフィットするスーツを選ぶことが大切です。なぜなら、体型に合わないサイズのスーツだと、いくらデザインがオシャレでもだらしなく見えてしまうからです。 

オシャレなデザインを台無しにしないためにも、そしてスーツを着こなした姿そのものをオシャレに見せるためにも、スーツを選ぶ際は自分の体型にぴったり合うかどうかを確認しましょう。 

年代や流行に左右されないデザインを選ぶ

結婚式に参列する機会はいつ訪れるか分かりません。流行りのデザインのスーツを選んでしまうと、そのタイミングでしか着用できず、困ってしまうこともあるでしょう。 

そのため、いつでもオシャレに着こなせるよう、年代や流行に左右されないデザインのスーツを選ぶことが大切です。 

ベストでフォーマル度をアップする

結婚式に参列する際は、スーツにベストを合わせるのもおすすめです。ベストによって胸周りや胴周りが隠れ体型がカバーされるため、スタイリッシュな着こなしになります。また、ベストを着用することでフォーマル度がアップし、シーンに応じたオシャレを演出できます。 

このように、ベストひとつであっという間にオシャレでスタイリッシュな着こなしを実現できるため、スーツを選ぶ際はベストの有無も確認すると良いでしょう。 

大人の男は小物で遊ぶ!結婚式のスーツに合わせたい小物

革のビジネスシューズ

結婚式に参列する際、スーツをよりオシャレに着こなすなら小物にもこだわることが大切です。 

色や襟の形でオシャレさを高められる「シャツ」

スーツに合わせるシャツといえば白が無難ですが、ダークカラーのスーツには淡い色味のシャツを合わせるのもおすすめです。例えば、淡いブルーのシャツを選んだ場合は爽やかさがプラスされます。 

シャツの襟の形には、レギュラーカラーやホリゾンタルカラー、ピンホール、タブカラーなどがあります。このうち主流なのはレギュラーカラーですが、ボタンダウン以外であれば基本的にどの襟を選んでも問題ありません。例えば、襟の開きが大きいホリゾンタルカラーなら、ワイシャツやネクタイのデザインがさらに際立つため、オシャレ度もグッと高まるでしょう。 

スーツの雰囲気をグッと深める「ネクタイ」

ネクタイは白かシルバーが無難ですが、淡い色味のネクタイを合わせても問題ありません。また、ストライプやドットなどの柄もの、蝶ネクタイを着けるのもおすすめで、これらはとくにオシャレな着こなしを演出しやすいでしょう。 

ただし、派手すぎるデザインは結婚式に相応しくないため、例えばアニマル柄などは避けるようにしてください。 

ワンポイントのオシャレにぴったりな「カフスボタン」

カフスボタンは、ワンポイントのオシャレにぴったりなアイテムです。装飾はネクタイの色に合わせるのが望ましく、金属部分は悪目立ちを避けられる点からシルバーを選ぶのがおすすめです。 

エチケットアイテムとしても必須の「ネクタイピン」

ネクタイピンは、アクセサリーとしての側面がある一方で、エチケットアイテムとしても役立ちます。具体的には、食事の際にネクタイが垂れてしまうのを防止することができるのです。 

もちろんアクセサリーとしても優秀で、ネクタイを少し持ち上げてネクタイの真ん中よりやや上につけることで、Vゾーンが立体的になりオシャレ度がアップします。 

さりげない華やかさをプラスできる「チーフ」

ジャケットの胸ポケットにチーフを入れると、華やかさがプラスされます。差し色の役割も果たしてくれるため、全体的なコーディネートが格上げされるでしょう。 

なお、チーフを取り入れる際のポイントは、ネクタイと同色・同柄のデザインを選ぶことです。 

スーツのシルエットを崩さないための必須アイテム「バッグ」

スーツをオシャレに着こなす上で、財布やスマートフォン、鍵などをパンツまたはジャケットのポケットに入れるのはNGです。シルエットが崩れて不格好になってしまいます。そのため、貴重品は小さめのクラッチバッグに入れて持ち運ぶようにしましょう。 

クラッチバッグの色はブラックかダークカラーが無難です。スーツの色と合わせると、統一感が出てオシャレなコーディネートに仕上がります。 

トータルコーディネートを左右する「革靴」

足元には、紐付きの黒の革靴を選ぶのがベストです。つま先部分に装飾がないプレーントゥ、またはつま先部分に横線が1本施されたストレートチップのいずれかを選ぶと良いでしょう。 

ローファーやつま先の切り替えが「W」 のようになっているウィングチップは、せっかくのフォーマルコーディネートがカジュアルな印象になるため避けることが大切です。 

ちらりと見えても統一感を崩さない「靴下」

靴下の色はスーツに合わせるのが無難ですが、靴の色に合わせるのもオシャレです。ちらりと見えてもコーディネートの統一感を崩さないデザインを選ぶと、全体的にまとまりが出てさらにオシャレに仕上がります。 

まとめ

結婚式に参列する際は、ブラックスーツまたはダークカラーのスーツを着用するのがマナーです。これをベースにマナーを守った上で小物にこだわれば、よりいっそうオシャレな着こなしになるでしょう。今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ自分なりのコーディネートに仕上げてみてください。 

結婚式に向けてスーツを新調する場合は、オーダースーツを選ぶのも一案です。スーツの色や生地、デザインを自由に決められるため、自分好みの要素を取り入れた結婚式に相応しい1着を仕立てられます。ぜひ検討してみてください。 

1935年創業の老舗ブランド「HANABISHI (花菱)」のオーダースーツは、完全国内縫製。熟練したプロフェッショナルフィッターが採寸し、あなたのご要望に合うフィットした1着をご提供いたします。レディースオーダースーツでは、一般的なビジネススタイルの生地はもちろん、女性らしいやわらかで華やかな生地、単品コーディネートに適した生地など、幅広い選択肢の中から用途に適した生地をお選びいただけます。 

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西林 和之
Writer
西林 和之
株式会社花菱
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
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