クセのある体型にも対応可能!イージーオーダースーツのメリットやオーダー時のポイント&注意点

その他(豆知識)

2022.6.26

目次

「オーダースーツを作りたいもののお金と時間はあまりかけたくない」という方におすすめなのが、イージーオーダースーツです。

そこで今回は、イージーオーダースーツに焦点を当て、その特徴やメリット・デメリット、おすすめの人などをご紹介します。イージーオーダーで自分好みのスーツを仕立てましょう。

イージーオーダースーツとは?

まずは、イージーオーダースーツがどのようなスーツなのか、理解することから始めましょう。

「型紙」を選んでサイズ調整するオーダー

イージーオーダーは、あらかじめ用意されたサンプル(型紙)から自分の体型に合ったものを選び、サイズ調整を行うオーダー方式です。肩幅や腕の長さ、着丈の長さなどのサイズを調整したり、デザイン補正を行ったりできるため、自分に似合うフィット感のあるスーツを作成できます。

イージーオーダースーツの価格帯

イージーオーダースーツの価格帯は、5万円〜20万円ほどです。選ぶ生地やオプションなどによって価格帯は変わりますが、既製品のスーツとあまり変わらない値段で仕立てられるため、初めてオーダースーツを作る方にもおすすめです。

イージーオーダースーツのメリット

こちらでは、イージーオーダースーツのメリットをご紹介します。

細部まで体型補正ができる

先でも述べたように、イージーオーダースーツは細部まで体型補正ができます。サイズがぴったりなので体を動かしたときの違和感がほとんどなく、ジャケットを着たときに背中(肩甲骨の間)に横方向のしわが入ることもありません。

スーツを着用したとき、後ろ姿まで鏡で確認する方は少ないでしょう。サイズが合っていないスーツを着用すると、前から見ると美しい着こなしでも、後ろ姿は不恰好になることがよくあります。

しかし、体型補正ができるイージーオーダースーツなら、どの角度から見ても美しいシルエットを作ることができるのです。

自分好みの生地やデザインを選ぶことができる

イージーオーダースーツは、自分好みの生地やデザインを選べます。表地だけでなくジャケットの裏地や、ボタンなども選べるため、カスタマイズしながら自分だけの1着を作ることが可能です。

オーダースーツはフィッターと相談しながら仕立てるため、生地やスーツデザインに関する知識がなくても安心です。自分の好みを伝えつつ自分に似合うものはどれか、フィッターから客観的なアドバイスをもらえるのも大きなメリットでしょう。

フルオーダーに比べてコスパが良い

イージーオーダーは、細かな体型補正や手での裁断を行うことで、フルオーダーにも引けを取らない品質のスーツを作ることも可能です。しかしながら、フルオーダーよりもコストパフォーマンスが良いため、予算を抑えつつ質の良いスーツを作りたい方にもおすすめです。

なお、生地や縫製の仕様、オプションの有無などによって価格は変わりますが、イージーオーダースーツの価格帯は5万円〜20万円ほどです。

オーダーの種類別の違いを以下のコラムで詳しく解説しております。

体にフィットするため生地負担が少なく長く愛用できる

先でも述べたように、イージーオーダーでは細部まで体型補正が可能です。これにより体にフィットするスーツが仕上がるため、生地への負担が少なくなります。具体的には、必要以上に生地がこすれることがないためスーツそのものの劣化が遅く、長く愛用することができます。

また、オーダースーツでは市販品よりも高品質な生地を用いるケースが多く、高品質な生地は体にほど良くなじむため、優れた着心地を実感できるでしょう。

初めてオーダースーツを仕立てる方にもおすすめ

繰り返しになりますが、イージーオーダーとはあらかじめ用意されたサンプル(型紙)から自分の体型に合ったものを選び、サイズ調整を行うオーダー方式です。型紙から作るフルオーダーに比べてハードルが低いため、初めてオーダースーツを仕立てる方にこそおすすめといえます。

また、オーダースーツを仕立ててもらう上で分からないことがあっても、フィッターに尋ねれば問題ありません。フィッターと二人三脚で進めていくケースが一般的なため、初めてオーダースーツを作る方も安心して理想の1着を仕立てられます。

イージーオーダースーツのデメリット

イージーオーダースーツにはメリットがある一方でデメリットもあります。

デザインが豊富で迷いやすい

イージーオーダーを含むオーダースーツでは、生地やデザインを複数の種類の中から選ぶことができます。これはメリットである一方で、選択肢が多く迷いやすいというデメリットにもなります。迷う時間が長くなれば、その分オーダースーツの完成も遠のくため、その点には注意が必要です。

生地やデザインに過度に迷わないようにするためには、あらかじめ理想のスーツをイメージしておくと良いでしょう。ある程度のイメージがあればそれをフィッターに伝えることで、イメージに合った生地やデザインを提案してもらえます。

「全てひとりで決めなければならない」というルールはないため、フィッターの意見も参考にしながら、自分の理想を形にしていきましょう。

1から10までこだわりたい方には不向き

イージーオーダースーツは、フルオーダースーツほど細部にまでこだわることができません。そのため、1から10までこだわりたい方には不向きといえるでしょう。

ただし、1から10までこだわったスーツを仕立てるとなると、その分お金と時間がかかります。もしスーツが必要なタイミングが近々であったり、オーダースーツに多くの費用をかけられなかったりする場合は、イージーオーダースーツで十分かもしれません。

受け取りまで期間を要する

イージーオーダーを含むオーダースーツは、市販品のようにすぐ持ち帰ることができません。完成するまでに数週間〜数か月かかるのが一般的であり、その長さはデメリットといえるでしょう。

あくまでも目安ですが、パターンオーダーなら2〜3週間ほど、イージーオーダーなら3〜5週間ほど、フルオーダーなら1〜2か月ほどかかるといわれています。この期間は店舗によって異なりますし、繁忙期が重なるとさらに伸びることもあるため、事前に確認しておきましょう。

イージーオーダースーツはこんな人におすすめ!

スーツを見つめる上半身裸の男性

イージーオーダースーツは、体型や姿勢によって市販のスーツが合わない人にとくにおすすめです。

怒り肩や肩幅が広い人

怒り肩の人や肩幅が広い人の場合、市販のスーツだと肩でジャケットが引っ張られてしまい、背中の後ろ部分にシワができやすくなってしまいます。

その点、イージーオーダースーツならジャケットの肩幅の長さを調整できるため、怒り肩の人や肩幅が広い人も自分の体型に合ったスーツを仕立てられます。

猫背や巻き肩の人

猫背の人や巻き肩の人は腕が内側に入り込んでいるため、市販のスーツを着用すると腕・肩の部分にシワができやすい上に、首の付け根部分が浮き上がりやすくなります。

その点、イージーオーダースーツなら着用時にシワができやすい箇所を調整できるため、不自然なシワができず、きれいなシルエットを実現できます。

反り腰の人

反り腰の人はまっすぐ立ったときにお腹が出てしまうため、市販のスーツだと背中の後ろ部分と脇周りにシワができやすくなります。

その点、イージーオーダースーツなら先に述べたように不自然なシワができるのを防げるため、まっすぐ立ったときのシルエットがきれいになるでしょう。

アスリート体型の人

市販のスーツのサイズは、基本的に標準体型をベースに構成されています。そのため、筋肉質なアスリート体型の人は市販のスーツだとサイズが合わないこともあるでしょう。

イージーオーダースーツなら、肩幅や腕の長さ、着丈の長さなどを調整できるため、筋肉質である自分の体型にフィットするスーツを仕立てられます。

上半身と下半身でサイズが違う人

市販のスーツは基本的に、同じサイズのジャケットとパンツがセットで販売されています。そのため、「上半身はMサイズだが、下半身はLサイズ」というように、上半身と下半身でサイズが異なる人は市販のスーツが合わないこともあるでしょう。

イージーオーダースーツなら、ジャケットとパンツ、それぞれを自分の体型に合わせて調整できるため、上半身と下半身で異なるサイズのスーツを仕立てられます。

スーツをオーダーする際のポイントや注意点

pointという文字とマーカー

オーダースーツを作る際は、下記の点に留意しましょう。

目的と予算を明確にしておく

まずは、オーダースーツを作る目的を明確にすることが大切です。ふだんの仕事で着用するのか、大事な商談時に着用するのか、冠婚葬祭用に仕立てるのか、プライベートで着用するのかなど、オーダースーツを作る目的はさまざまです。目的によって選ぶべき生地は変わりますし、用途によってはスーツマナーを押さえておく必要があるため、作成前に目的を明確にしておくことが重要です。

次に予算を決めておきましょう。オーダースーツは生地選びやオプションなどによって値段が高くなるケースもあります。気付いたら予算を上回っていたということにならないよう、事前に予算を決めて、その範囲内で満足できる1着を作成しましょう。

サイズと生地はフィッターと相談しながら決める

スーツのサイズや生地に関しては、自分の希望を伝えつつフィッターの意見も取り入れましょう。

スーツはフィット感が重要です。小さいと動きが制限されますし、しわができたり、摩擦によって生地が傷んだりすることもあります。逆に大きめのスーツは着用時のシルエットが崩れてしまい、だらしなく見えてしまうこともあるため、自分に適したサイズを第三者(フィッター)の目から確認してもらいましょう。

生地は季節に合ったものを選ぶことが重要です。夏用のスーツならサマーウールやコットン、リネンなどの通気性・吸湿性に優れた生地がおすすめです。一方、冬用のスーツは暖かなウール素材が良いでしょう。生地の特性をフィッターに質問して、スーツに適した生地を探してみてください。

試着は必ず行う

フィッターと相談しながらオーダースーツを作っても、完成したスーツが思っていたものとは違ったというケースはあります。モヤモヤした気持ちをそのままにせず、仕上がったスーツは必ず試着し、サイズなどで納得できないことがあるときはフィッターに相談しましょう。多くの場合、ある程度のサイズ調整やお直しをしてくれます。

なお、店舗によってはお直しに追加料金が発生することもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

実際に着ているスーツを持参して悩みや不満を伝える

これまで着ていたスーツがまだ残っている場合は、テーラーにそれを持参し、悩みや不満を伝えるのもおすすめです。言葉だけでなく、実物を見せながら「もっとこうしたい」という思いを伝えられるため、理想のスーツ像がフィッターにより伝わりやすくなります。 

テーラーを比較する際に確認しておきたいこと

スーツの生地を選ぶ男性

テーラーを比較する際は、下記の点を確認しましょう。

店舗の得意なスタイルは何か

スーツには、主に「ブリティッシュスタイル」「イタリアンスタイル」「アメリカンスタイル」の3つのスタイルがあります。店舗によってどのスタイルを得意としているかは異なるため、テーラーを比較する際は「自分の好みのスタイルを得意としているか」を確認するのもおすすめです。

ブリティッシュスタイル

ブリティッシュスタイルは、イギリス生まれのスーツスタイルです。肩パッドがついている他、コンケーブ・ショルダーになっているのが特徴です。全体的にカチッとした雰囲気なので、フォーマルシーンでの着用に向いています。

イタリアンスタイル

イタリアンスタイルは、ブリティッシュスタイルとは真逆のスーツスタイルです。ナチュラルショルダーになっているのが特徴で、全体的に柔らかい雰囲気なので、さまざまシーンで着用できます。

アメリカンスタイル

アメリカンスタイルは、ブリティッシュスタイルの影響を受けつつもアメリカらしい合理性が備わっているスーツスタイルです。個性的なカラー・デザインであることが多いため、プライベートシーンでの着用に向いています。

生地やオプションの種類が多いか

オーダースーツの生地やオプションの種類は、店舗によって異なります。理想の生地やオプションがあっても、店舗にない・対応していないケースもあるため、生地やオプションの種類が豊富な店舗を選びましょう。好みのパターンを伝えて、対応できるかを聞くのも一つの手でしょう。

高級志向ならブランドものの生地を、機能性を重視したいなら季節に適した生地を取り扱っているかを確認しておくことも大切です。パターンやゲージ服(サンプル)の種類や数が豊富だと、より着心地にこだわったスーツをオーダーできます。

完成までの時間がどれくらいか

オーダーしてから完成まで、どれほどの時間がかかるのかを確認しておきましょう。

イージーオーダースーツの場合、一般的に3週間〜1か月ほどかかります。抱えている注文数が多い店舗だと目安の期間よりも長くなることがありますし、スーツの注文が集中する2月〜3月は完成まである程度の期間を要すると考えておいて良いでしょう。

必要な日に間に合うように、あらかじめ余裕を持って注文することが大切です。できるだけ早く手元にほしいという方は、納品を急げるかを相談してみてください。

なお、試着後にお直しを行う可能性も考慮した上で、オーダーするタイミングを決めましょう。

アフターフォローがあるのか

アフターフォローに対応しているかを確認することも重要です。

試着時には気付かなくても、後々お直ししてほしい箇所は1つや2つ出てくるものです。裾上げやほつれを直したいといった要望にも対応してもらえるなら、安心して任せられます。

中には、年単位の保証をつけてくれる店舗もあるため、アフターフォローの対応範囲をきちんと確認した上でオーダーするかどうかを決めましょう。

ただし、保証サービスは別途で料金がかかるケースもあります。無料か有料かは店舗によって異なるため、その点も一緒に確認することをおすすめします。

イージーオーダースーツのおすすめオプション

スーツを着た男性の足

イージーオーダースーツにおすすめのオプションには、ジャケットが型崩れしにくくなる「台場仕立て」と、パンツをきれいに見せる「シロセット加工」があります。

台場仕立て 内ポケットを裏地ではなく表地で覆うオプション。ジャケットが型崩れしにくくなる他、高級感を演出できるため、こだわりを詰められるイージーオーダースーツにマッチするでしょう。 
シロセット加工パンツのセンターラインを残すためのオプション。きれいな見た目をキープしやすくなる他、着用後のお手入れを楽にすることもできます。 

この他、袖のボタンを実際に開閉できるようにする「本切羽(ほんせっぱ)」、ウエストの後ろに切れ込みを入れてゆとりを作る「Vスリット」などもおすすめのオプションです。

自らのこだわりを反映するため、そして体型にフィットするスーツに仕上げるために、オプションもぜひ取り入れてみてください。

まとめ

オーダースーツは敷居が高いと思われがちですが、イージーオーダーなら予算を抑えながら、自分好みの満足できる1着を作れます。スーツや着用マナーに関しての知識がなくても、オーダースーツを作る目的を伝えれば、フィッターがアドバイスをしてくれるため安心です。

もちろん店舗によって生地やデザインの種類、完成までの期間、アフターフォローなどの対応範囲に違いがあるため、事前確認は必須です。安心して任せられるフィッターを探してみてください。

1935年創業の老舗ブランド「HANABISHI (花菱)」のオーダースーツは、完全国内縫製のイージーオーダーです。さまざまな体型の方に合わせた補正が可能で、熟練したプロフェッショナルフィッターが採寸し、あなたのご要望に合うフィットした1着をご提供いたします。初めてオーダースーツを作る方限定のお得なプランも実施しています。ぜひ、以下のリンクからチェックしてみてください。

西林 和之
Writer
西林 和之
株式会社花菱
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
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