最新のおしゃれなメンズワイシャツコーデ!年代・季節別の着こなし方を紹介

その他(豆知識)

2022.10.5

ネイビーのジャケットとブルーのシャツとブラウンのパンツを着たメガネの若い男性がファイルを片手に持っている

カジュアルにも、フォーマルにも対応できるワイシャツコーデ。大人っぽい印象を与えるため、ビジネスシーンだけでなく、プライベートコーデにもワイシャツを取り入れている方は少なくありません。

しかし、中には「学生服(制服)のように見えてしまう」「カジュアルに決めたいのにビジネス色が強く出すぎてしまう」など、ワイシャツコーデの難しさを感じている方もいるでしょう。

そこで今回は、ワイシャツコーデのポイントをご紹介します。年代別・季節別の着こなしポイントもまとめていますので、「おしゃれなワイシャツコーデを知りたい」「ワイシャツコーデに迷わなくなりたい」という方は、ぜひご覧ください。

おしゃれなメンズワイシャツコーデのポイント

ワイシャツコーデをおしゃれに楽しむなら、下記のポイントに留意しましょう。

ジャストサイズを選ぶ

ワイシャツは、ジャストサイズのものを選びましょう。

近年はビックシルエットの流行などで大きめの服を選ぶ方もいますが、胴回りが大きすぎるとだらしない印象を与えることもあります。大人っぽい着こなしを目指すなら、自分の体型に合ったワイシャツを選ぶことが大切です。細身のワイシャツを選ぶと、すっきりときれいなシルエットになるため、おすすめです。

ワイシャツのサイズは、「首回り」と「裄丈(ゆきたけ)※1」から判断します。首回りは第一ボタンを留めたときに指が1本入るほどの余裕があれば良く、裄丈は手首が隠れる程度の長さに留めておきましょう。首回りも裄丈も「実寸にプラス2cmほどがジャストサイズ」と考えておけば問題ないです。

サイズに関しては自分で測ることも可能ですが、正確性を求めるならスーツ専門店のスタッフなどにお願いしましょう。測定したサイズを記録しておくと、次にワイシャツを購入する際に便利です。

※1:シャツの袖の長さのこと。首の後ろ、付け根にある骨から袖先までの長さを指します。

爽やかな印象を与える色を選ぶ

ワイシャツの色は、どのような印象を与えたいか、どのようなシーンに着用するかに合わせて選ぶことが大切です。とはいえ、たくさんの色からこれだと思うものを選ぶのは難しいので、迷ったときは爽やかな印象を与える色を選ぶと良いでしょう。

爽やかさを感じる色といえば白や水色、青色などですが、これらの色はビジネスシーンでもプライベートでも着用しやすいです。またワイシャツの素材にもよりますが、スラックスやチノパン、ジーンズなどにも合わせやすいため、ワイシャツコーデに慣れていない方にもおすすめです。

用途に合わせて襟型を選ぶ

ワイシャツを選ぶ際は、襟の形にも注目しましょう。

ネクタイをする場合は「レギュラーカラー」や「ワイドカラー」を、ネクタイをしない場合は「ホリゾンタルカラー」や「ボタンダウンカラー」を選びましょう。また、ワイシャツコーデはレイヤードスタイルが人気ですが、1枚でおしゃれに着こなしたいという場合は「クレリックカラー」もおすすめです。

シャツの襟 レギュラーカラー

レギュラーカラー

ビジネスシーンや冠婚葬祭など、幅広く使用できるデザイン。最も一般的な襟型です。

シャツの襟 ワイドカラー

ワイドカラー

襟の開きが100度〜120度ほどで、Vゾーンがすっきり見える襟型です。

シャツの襟 ホリゾンタルカラー

ホリゾンタルカラー

襟の開きが180度ほどで、襟が小さく、第一ボタンを開けていてもだらしなく見えません。ブランドによっては「カッタウェイ」と呼ぶこともあります。

シャツの襟 ボタンダウン

ボタンダウンカラー

襟先をボタンで固定できる仕様になっており、第一ボタンを開けても襟の形が乱れません。フォーマルには不向きですが、オフィスカジュアルやプライベートの着用にはぴったりです。

クレリックシャツの襟

クレリックカラー

襟と身頃(胴体の部分)の色柄が違うワイシャツのことです。

ワイシャツの襟の形や選び方について以下の記事で詳しく説明していますのでご参照ください。

目立たない色の肌着を選ぶ

ワイシャツを着用する際は、目立たない色の肌着を選ぶようにしてください。肌着が透けたり、胸元から見えたりすると、清潔感のない印象を与えてしまう恐れがあります。ベージュなど肌の色に近く、襟ぐりの深い肌着を選ぶことをおすすめします。

なお、ベージュの肌着に抵抗がある方は、次に透けにくいグレーの肌着を選ぶと良いでしょう。

年代別のメンズワイシャツコーデ

ハンガーにかけられた3つのシャツ

ワイシャツコーデは、年代別で押さえておくべきポイントが異なります。

高校生

高校生(10代)は、背が伸びたり体格が良くなったりと徐々に大人に近づいていく時期です。子どもらしい服装を卒業して、背伸びしすぎない程度に大人っぽいアイテムを取り入れましょう。

ワイシャツコーデの場合、カジュアルときれいめのバランスは50:50くらいがベストです。例えば、デニムやスキニーなどにオープンカラーシャツを合わせるとカジュアルにまとまりますが、全体の色を黒や白、グレーなどのモノトーンでまとめると大人っぽい落ち着いた印象に仕上がります。

また、爽やかなストライプシャツも10代にはぴったりです。サマーニットやサンダル、テーパードパンツなど、組み合わせ次第で印象がガラッと変わるため、お気に入りのコーデを探してみましょう。

大学生(20代)

大学生(20代)になると、もう大人の仲間入り。社会人としての立ち振る舞いも求められるため、身だしなみにも充分気を使うことが大切です。

ワイシャツコーデを考えるときは清潔感があり、大人っぽい雰囲気になるよう意識してみてください。例えば、ベージュやブラウン、テラコッタ、カーキ、モスグリーンなど落ち着きのある色のシャツを選び、シンプルな黒スキニーと合わせるのも選択肢の一つです。

また、Tシャツ×パンツのシンプルコーデに、羽織としてシャツを組み合わせるのもおすすめです。春夏ならストライプシャツで爽やかに、秋冬ならコーデュロイシャツで深みのある装いに仕上げるのも良いでしょう。

30代

人間としても社会人としても深みが増す30代は、清潔感があり、落ち着いた雰囲気の装いがおすすめです。偶然、街中で仕事関係の方と会ったり、子ども関連の関係者に会ったりすることもあるかもしれません。いつ誰と会っても好印象を持ってもらえるように、きちんとした身なりを意識することが重要です。

全身きれいめなアイテムでまとめるのも良いですが、親しみやすさをプラスしたいならカジュアルなアイテムをさりげなく組み合わせましょう。例えば、オープンカラーシャツにテーパードパンツを合わせ、インナーにボーダー柄のTシャツやニットを持ってくることで、大人っぽさを残しつつカジュアルダウンできます。

40〜50代

白髪や加齢臭などが気になりだす40代・50代は、清潔感があるシックな装いを意識することが大切です。あまりに奇抜な色柄はマイナスの印象につながる恐れがあるため、白や黒、グレー、ネイビーなどの落ち着きのあるシンプルな色合いを選びましょう。どうしても個性的な色を合わせたいときは、小物などに取り入れて差し色として使うことをおすすめします。

ホリゾンタルカラーのシャツにブレザーを合わせるコーデは、オフィスカジュアルにもプライベートにも着用できるため重宝します。また、カジュアルなワイシャツコーデを楽しみたいなら、ゆったりめのシャツにスキニーパンツを合わせてみましょう。余計なものを入れない、キメすぎないことが、大人のワイシャツコーデを楽しむ秘訣です。

季節別のメンズワイシャツコーデ

コーデュロイのシャツとジーンズと黒のワークブーツ

こちらでは、季節ごとにおすすめのワイシャツコーデをご紹介します。

春の定番シャツコーデ

春から夏にかけておすすめなのが「リネンシャツ」。1枚で着用するのも良いですが、アウター代わりに着用するのもおすすめです。リネンシャツを着ることで、柔和で涼しげな着こなしに仕上がります。

春におすすめの色は爽やかな白、ブルー系、グリーン系、ベージュ、ライトグレーです。シルエットがゆるめのパンツにリネンシャツを合わせて、足元をエスパドリーユでまとめると軽やかな装いに仕上がります。

また、リネンシャツはスラックスやチノパン、テーパードパンツなどきれいめなパンツとの相性も抜群です。白Tシャツの上からリネンシャツを羽織り、きれいめなパンツと靴でまとめれば、シンプルで洗練されたワイシャツコーデを楽しめます。

夏の定番シャツコーデ

春と同様に夏もリネンシャツが大活躍しますが、夏は半袖シャツを使ったコーディネートに挑戦しましょう。

半袖シャツをおしゃれに着こなすには、まずは清潔感・清涼感のある色を選び、野暮ったさが出ないように注意します。

また、袖口が大きいオーバーサイズのシャツを選ぶと、シルエットにゆとりが出て涼しげな印象になります。ゆったりめなパンツを組み合わせることで、抜け感のあるいまどきのスタイルを楽しめますよ。

この他、テーパードパンツできれいめにまとめれば、サンダルを履いても落ち着きのあるスタイルに仕上がります。

秋の定番シャツコーデ

秋は、コーデュロイやメルトンなどの暖かな生地を使ったシャツがおすすめです。これらはアウターとしても使用できるため、レイヤードでこなれ感を演出しましょう。

秋らしさを楽しむなら、モスグリーンやネイビー、ブラウンなど落ち着いた色合いのシャツがぴったりです。ジーンズやスウェットパンツといったルーズなシルエットのボトムスを合わせて、襟口からインナーの白Tシャツを見せれば、シンプルながらもおしゃれな着こなしになります。

またインナーをパーカーにすれば、よりカジュアルな着こなしになりますし、ゆったりめのシャツとパンツのセットアップにニットを合わせるときれいめコーデを楽しめます。

冬の定番シャツコーデ

秋と同様、冬のシャツコーデもレイヤードスタイルがおすすめです。Tシャツ×シャツ、ニット×シャツを重ね着し、さらにその上からジャケットやコート、ダウンジャケットなどの防寒性の高い服を着ましょう。

きれいめなスタイルに挑戦するなら、黒のセットアップがおすすめです。白シャツに、ワインカラーやモスグリーン、深みのあるネイビーのニットなどを重ね着し、その上から黒いジャケットを羽織ることで品のあるシックなコーデに仕上がります。靴はパンツの色と同じ黒をチョイスすると、脚長効果も期待できます。

ダウンジャケットはカジュアルな着こなしに欠かせませんが、派手な色柄にするとまとまりがなくなることもあります。グレーのシャツ、黒スキニー、黒のダウンジャケットなど、モノトーンでまとめると大人っぽい装いになります。

まとめ

ワイシャツなどを取り入れたコーデを楽しむ男性は多いですが、おしゃれ度を高めるなら年代や季節によってチョイスするシャツを変えることが大切です。メンズコーデは、やりすぎるとまとまりに欠けた印象になります。清潔感を大切にし、素材の良さが活きるようにシンプルにまとめることを意識してみてください。

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西林 和之
Writer
西林 和之
株式会社花菱
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
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