お受験スーツを準備するタイミングとは?見学会や面接で好印象を持たれる装いを解説 

スーツの着こなし

2023.10.4

お受験に備える家族

子どものお受験を控えているものの、「いつスーツを準備すれば良いのか」「どのようなスーツが望ましいのか」などの疑問から、準備が進まずにいる親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。 

そこで今回は、親御さん自身とお子さんのお受験の装いに関する情報をまとめています。スーツを準備するタイミング、学校見学や説明会、面接時の服装マナー、面接時におすすめのスーツの特徴などについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。 

お受験のスーツはいつごろから準備するべき?

子どものお受験に向けて準備を進める中で、スーツをいつごろ購入すれば良いのか分からずお困りの親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。 

一般的に、お受験は4月の学校説明会を皮切りに、10月の試験・面接まで続きます。親御さんは学校説明会のタイミングから格式のあるスーツを着用するのが望ましいため、既製品のスーツなら3月ごろ、オーダースーツなら1月ごろに購入しておくのがおすすめです。 

一方で、お子さんにはジャストサイズのスーツを着用させる必要があるため、願書撮影時期の夏前に購入すると良いでしょう。このとき、サイズ調整が可能なオーダースーツを購入すれば、お子さんの体の成長にも順応しやすくなります。なお、学校説明会の際は通塾時の装いで問題ありません。 

学校見学や説明会、面接の服装マナー

お受験に挑む上で、学校見学や説明会、面接の服装マナーを把握しておくことは必須です。主役はお子さんですが、両親の装いもチェックされるため、正しいマナーを押さえておきましょう。 

第一に、学校見学や説明会では、品が良く知的で清潔感のあるシンプルな服装が好まれます。そのため、フォーマルまたはセミフォーマルの装いで赴くのがマナーです。 

スーツカラーは紺・濃紺が主流で、家族で色を合わせるのが一般的になっています。ただし、中にはドレスコードを「紺色以外」としている学校もあるため、前もって確認しておくと良いでしょう。 

また、受験する学校の雰囲気や校風に合った装いを意識することも重要です。例えば、カトリックの学校を志望しており、そこのシスターがグレーの修道服を着用しているのであれば、子ども・親ともにグレーのスーツを選ぶのも一案といえます。 

「面接時の服装と学校見学・説明会の服装は分けたほうが良い」とお考えの親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、そのようなことはありません。同じ服装でも全く問題ないですし、そのほうが経済的な負担も軽減されるため、お受験用として1着用意しておくと良いでしょう。 

面接で好印象を持たれるお受験スーツ【両親編】

教師の説明を聞く母親

ここでは、面接で好印象を持たれるお受験スーツを「父親」「母親」に分けて解説します。具体的なポイントを把握して、ぜひお受験スーツ選びに役立ててください。 

父親におすすめのお受験のスーツ

まず、紺・濃紺のスーツをお持ちであれば、それを着用しても問題ありません。ただし、ネイビーやライト系の色味だったり着古していたりするのであれば、お受験に向けて一新することをおすすめします。そうすることで、学校側に誠実で真面目な印象を与えやすくなるでしょう。 

シャツには、清潔感のある白のレギュラーカラーを選ぶのがベストです。ボタンダウンはカジュアルな印象になるので、お受験にはあまり相応しくありません。 

また、シャツもスーツと同じく着古しているものは避ける必要があるため、もし襟元や手首が汚れている場合は買い換えるようにしましょう。 

ネクタイは、スーツとの統一感を意識して紺・濃紺を選ぶのがおすすめです。そして靴下は、椅子に腰掛けた際にすね部分が見えないよう長めで、黒または紺の無地のものを選ぶと良いでしょう。 

お受験の際は「おしゃれであること」よりも「誠実な印象を与えること」を意識する必要があります。また、あくまでも主役は子どもなので、自らのこだわりが詰まった派手な装いにならないよう、十分に注意しましょう。 

母親におすすめのお受験のスーツ

父親と同じく、母親も紺・濃紺のスーツを着用するのがおすすめです。中でも、品がありジャケットも付いているアンサンブルはお受験向きといえるでしょう。 

襟付き・ノーカラーに関しては、どちらを選んでも問題ありません。着用した際に自分の顔が優しく見えるほうを選ぶと、学校側に好印象を与えやすくなるでしょう。 

スカート丈は、椅子に腰掛けた際に膝頭が隠れる長さがベストです。そのため、紺・濃紺のスーツをすでにお持ちであれば、試着して立っているときと座っているときの丈の長さを確認しましょう。もし、丈の長さに問題があればお受験に向けてスーツを新調してください。 

スカートのスタイルは、タイトよりフレアがお受験向きです。体のラインが強調されすぎていないか、あらかじめ確認するようにしましょう。 

バッグには黒または紺のシンプルなデザインのものを、パンプスには黒の革素材のものを選ぶのがおすすめです。もしアクセサリーをつけるのであれば、華美なものは避け、シンプルで小ぶりなダイヤまたはパールのものを選びましょう。 

面接で好印象を持たれるお受験スーツ【お子さん編】

学校の廊下に立つ女の子

お受験でとくにこだわる必要があるのは、お子さんの服装です。「男の子」と「女の子」でポイントが異なるので、あらかじめチェックしておきましょう。 

男の子におすすめの服装

学校説明会では「シャツ×ハーフパンツ」、面接では「ジャケット×シャツ×ハーフパンツ」の装いがベストです。ジャケットとハーフパンツの色・柄は、両親と合わせて紺・濃紺の無地にするのがおすすめですが、個性重視の学校を志望する場合はチェック柄を選ぶのも一案です。シャツには、清潔感のある白を選ぶと良いでしょう。 

シャツの袖丈は手の甲に少しかかる長さ、パンツの丈は膝が隠れるほどの長さが適切です。シャツの裾はパンツの中に入れ、清潔感のある装いに仕上げましょう。 

靴には、簡単に着脱ができるスムースタイプの革靴を選ぶのがおすすめです。光沢がある革靴はお受験にあまり相応しくないため、エナメル素材の靴はなるべく避けるようにしましょう。 

女の子におすすめの服装

学校説明会では「ブラウス×ワンピース」、面接では「ボレロ×ブラウス×ワンピース」の装いがベストです。男の子と同じく、ボレロとワンピースの色・柄は紺・濃紺の無地にするのが望ましいですが、そこは学校の雰囲気や校風に応じて変えても問題ありません。 

ブラウスは丸襟が主流です。優しい印象になるので、学校側に好印象を与えやすくなるでしょう。 

スカート丈は、椅子に腰掛けた際に膝が隠れる長さがベストです。 

靴には、光沢のないワンストラップシューズを選ぶのがおすすめです。ストラップのタイプは、ボタン式でもマジックテープ式でも問題ありません。 

お受験のスーツはオーダーメイドがおすすめ!

昨今、お受験の際に同じ生地・色のスーツを着用し「統一感」を演出する家族が増えています。しかし、既製品のスーツで統一感を演出するのはなかなか難しいのが現状です。 

そこでおすすめしたいのが、オーダースーツです。オーダースーツならスーツの色や生地、デザインを自由に決められるため、同じスタイルのスーツを家族全員分作ることができます。また、自分の体型にフィットしたスーツを仕立てられるので、「サイズが合っていないスーツを着用してしまい、学校側にマイナスな印象を与えてしまった」という事態も回避できるでしょう。 

さらに、オーダースーツを作る際に子どもの意見を取り入れれば、子どものお受験に対するモチベーションの向上にもつながります。 

お受験に向けて家族のスーツを一新する際は、ぜひオーダースーツを視野に入れてみてください。 

まとめ

学校見学や説明会、面接など、お受験の各シーンでは、フォーマルまたはセミフォーマルの服装に身を包むことが大切です。両親(父親・母親)、子ども(男の子・女の子)で服装のポイントは異なるため、今回ご紹介した内容を参考にマナーを守った装いにすることを意識しましょう。 

もし、お受験に向けてスーツを一新するのであれば、オーダースーツを購入するのも一案です。ぜひ検討してみてください。 

1935年創業の老舗ブランド「HANABISHI (花菱)」のオーダースーツは、完全国内縫製。熟練したプロフェッショナルフィッターが採寸し、あなたのご要望に合うフィットした1着をご提供いたします。レディースオーダースーツでは、一般的なビジネススタイルの生地はもちろん、女性らしいやわらかで華やかな生地、単品コーディネートに適した生地など、幅広い選択肢の中から用途に適した生地をお選びいただけます。 

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西林 和之
Writer
西林 和之
株式会社花菱
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
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