50代のメンズスーツはどう選ぶ?オーダースーツがおすすめな理由と着こなし術 

スーツの着こなし

2023.1.27

話をする男性

社会人としての経験を積み、信頼と実績を勝ち取ってきた50代のビジネスパーソンは、社内の人にもクライアントにも注目される存在です。そのため、若者以上に身だしなみに気をつける必要があります。 

身だしなみの1つとしてすぐに実行できるのが、自分にぴったりのオーダースーツを作ることです。既製品のスーツしか着たことがない、いま着用しているスーツに不満があるなどという方は、オーダースーツを検討してみてください。 

今回は、50代のスーツ選びにスポットをあてて、スーツにかけるべき価格相場、オーダースーツがおすすめな理由、オーダースーツ選びのポイントなどをご紹介します。 

50代がスーツにかける価格はどのくらい?

50代がスーツにかける価格は、一般的なスーツの場合は7万円〜20万円ほど、オフィスカジュアルの場合は5万円〜10万円ほどが目安です。あまりにも高額すぎると、ビジネスシーンで着用するのに後ろ向きになってしまうこともあるでしょう。そのため、上質でありながらも手の届きやすい価格帯のスーツが好まれやすい傾向にあります。 

この価格帯のオーダースーツであれば、「イージーオーダー」が該当します。 

オーダースーツにはフルオーダー、パターンオーダー、イージーオーダーの3種類があり、フルオーダーは上級者向けのオーダースーツで価格は20万円〜100万円以上です。対して、パターンオーダーは初心者向けのオーダースーツで、サイズ調整の自由度が低いですが既製品のスーツとほとんど変わらない値段で作ることができます。 

イージーオーダーは、フルオーダーのように体型補正ができる自由度がありつつ、7万円〜20万円ほどの価格で作成可能です。手の届きやすい価格帯で自身のこだわりを存分に反映できるので、上質なスーツを好む50代にぴったりといえるでしょう。 

スーツによって値段が変わるのはなぜ?

スーツの値段に差ができる理由として、下記の3つが挙げられます。 

生地・素材の品質

使用する生地・素材の品質によって、スーツの値段は変わります。上質な素材で丁寧に作られた生地は値段が高い傾向にあります。そもそも良い素材を使えば生地の光沢や発色、重厚さなどは格段に上がります。そうしたクオリティの高い生地を使えば、スーツの値段も必然的に高くなるのです。 

縫製の技術

スーツの美しい立体感は、高い縫製技術によって作られます。ただ縫い合わせれば良いわけではなく、素材の特徴や魅力を最大限に活かしつつ、体型に合ったものを作ろうとすると多くの知識や経験が必要になるのです。そのため、高レベルの縫製技術を持つ工場やテーラーで作られたスーツは値段も高くなります。 

付属品などの品質

大量生産されている既製品のスーツではボタンはプラスチック製ですが、質の高いスーツだと本物の貝や水牛の角から作られたボタンを使用することも多いです。また裏地に関しても、光沢のある高級な生地やキュプラなどの吸放湿性や耐久性、耐摩耗性に優れた機能性生地が使われるケースがあります。こうした付属品の品質が高ければ、スーツの値段も高まります。 

50代男性にオーダースーツがおすすめな理由

電話する男性

オーダースーツは決して安くはないため、「敷居が高い」「贅沢すぎる」と思う方もいるでしょう。しかし、オーダースーツは1着は持っていて損はありません。その理由は、下記のとおりです。 

大人の魅力を最大限引き出すことができる

オーダースーツを作る際、生地選びやオプション選びに迷うことは珍しくありません。初めてオーダースーツを依頼するという方は、わからないことだらけで不安でしょう。 

しかし、オーダースーツはスーツの専門家であるフィッターから客観的なアドバイスをもらったり、既製品では調整が難しい細かな要望を叶えてもらったりできます。相談しながらプロと一緒にスーツを仕立てるため、自身の持つ大人の魅力を最大限に引き出すことが可能です。きっと、いままで出会えなかった新しい自分を発見できるでしょう。 

定年まで長く使える

オーダースーツは品質が良く、体にフィットするため長持ちします。またサイズを調整したり、ほつれを直したりとこまめに手入れを行えば、定年まで長く愛用することが可能です。 

店舗によってはメンテナンスの請負に制限があるため、注文前に確認しておくことをおすすめします。 

ジャストサイズなのでスタイルが良く見える

オーダースーツは自分の体型に合わせて仕立てるため、スタイルを良く見せることができます。また、フィッターに相談しながら体型をカバーできるスーツを作れるため、体型に自信がない方、既製品のスーツではサイズや見栄えに不安があるという方でも安心です。 

50代男性がオーダースーツを選ぶときのポイント

スーツの袖

50代は重要な役職を担うことが多く、部下の手本となるべき立場です。オーダースーツを作る際は自分の好みだけでなく、他者からの見え方も意識しましょう。 

「頼りがいがあって信頼できる人」とプラスの評価を得るためにも、下記のポイントを押さえておくことをおすすめします。 

生地

スーツの印象は、どの生地を選ぶかによって大きく異なります。例えば、原料からこだわった天然繊維100%の上質な生地を選べば、年齢に合った重厚感を演出できます。 

また同じ天然繊維100%でも、太い糸より細い糸のほうが生地の触感が良く高価です。ウール素材は繊維の太さを数値で表しており、数値が大きくなるほど繊維は細く、光沢が強くなります。品質と耐久性のバランスが良いとされているのは「Super110’s」や「Super120’s」で、「Super140’s」や「Super150’s」になると高級感のある生地になります。もちろん高級なものほど良いとは一概にはいえず、細い糸は耐久性が低くなる傾向があるという弱点もあります。混紡して耐久性を上げた高級素材もあるため、着用環境を踏まえた上で好適な選択をしましょう。 

なお、表地に上質な生地を選ぶ場合は、それに見合った裏地を選ぶことが大切です。 

ネイビーやグレーのスーツは、知的・誠実といった落ち着きのある印象をプラスできます。年齢を問わずおすすめできる色ですが、50代の魅力を高めるなら、兼ね備えた貫禄や重厚感を阻害せず、かつ年齢に見合ったプラスαの魅力を付与できる色合いを選ぶことが大切です。 

暗めのネイビーやグレーのスーツを選ぶ際は、光沢があるものがおすすめです。光沢があることで控えめな色に華やかさが加わり、より大人っぽさと色気が高まります。 

あえて明るい色に挑戦するのもありです。例えば、明るめのグレーのスーツを夏用として仕立てれば、大人の落ち着きはそのままに、さわやかさをプラスできるでしょう。 

また、薄めのベージュは着る人を選びますが、50代特有の落ち着きや貫禄と調和しやすい色です。親しみやすさを感じさせるため、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。 

ただし、明るい色を選ぶ際は派手になりすぎないように注意しましょう。肌質によって合う色、合わない色があるため、フィッターに相談しながら自分に似合う色を探してみてください。 

この他、新しい色にチャレンジするならブラウンのスーツもおすすめです。50代のビジネスパーソンの場合、ネイビーやグレーのスーツはすでに持っているでしょう。もしかしたら、同じ色ばかりクローゼットにかかっているという方もいるかもしれません。 

ブラウンのスーツは若い世代には挑戦しづらい色ですが、大人の落ち着きと遊び心を兼ね備えた50代にはしっくりくる色です。ただし、着こなしによっては年齢よりも上にみられることもあるため、白いワイシャツにオレンジやネイビーのネクタイを合わせるなど、若々しく明るい色を取り入れるようにしましょう。そうすることで、若々しいはつらつとした印象を与えられます。 

スーツの柄は、同系色で控えめなものを選びましょう。あまりに派手な柄だと、品の良さが損なわれてしまう恐れがあります。また、柄の入ったワイシャツやネクタイと組み合わせた際にちぐはぐな印象になり、トータルバランスが悪くなってしまいます。 

「遠目では無地に見えるのに、近くで見るとさりげなく柄が入っているのがわかる」というのが、50代にふさわしい上品さを演出する鍵です。 

組み合わせ

色を使いすぎるとカジュアルな印象になるため、スーツを選ぶ際はスーツとワイシャツ、ネクタイの色を3色以内にまとめて統一感を出しましょう。色の配分はスーツが7、ワイシャツが2、ネクタイ・小物類が1です。色を抑えることで全体が一気に締まり、見栄えやバランスが良くなります。ベースカラーを意識して、統一感のあるコーディネートを心掛けることが大切です。 

「そもそも同系色のものしか組み合わせない」という方は、濃淡に変化を持たせると良いでしょう。同系色なら違和感なく自然になじみますし、濃淡の違いは上品なアクセントになります。

サイズ

オーダースーツのサイズはジャストにするか、少しゆとりを持たせましょう。 

50代は体型の変化が著しいと感じる年齢です。昔よりもウエスト周りがキツくなったなど、体型の変化が気になる方も多いのではないでしょうか。体型を隠す、締めつけを和らげるなどの目的から大きいサイズのスーツを選ぶ方もいますが、サイズが合わないと着心地が悪くなり、見た目の印象も悪くなってしまいます。 

オーダースーツを作る際は、ジャストサイズもしくは多少のゆとりを持たせる程度に留めておきましょう。生地のだぼつかなくなるので、威厳のある着こなしに仕上がります。 

子どもと一緒にスーツを仕立てるのもおすすめ

若者

子どもが成人式や入学式、入社式などを控えているなら、一緒にスーツを仕立てるのもおすすめです。父親としてだけでなく、社会人の先輩としてスーツのアドバイスをすれば、いつもとは違う印象を与えられます。また、仕立てたスーツを着用して一緒に記念撮影をすれば、家族の良い思い出になるはずです。 

お揃いのスーツを仕立てたい場合、全く同じスーツだと年齢の違いで違和感が出るかもしれません。スーツの色や明度などを変えて多少の違いを持たせると、それぞれに似合うスーツになるでしょう。 

50代におすすめのメンズスーツ

こちらでは、50代の男性におすすめのスーツをご紹介します。

上質で品のあるウールのスーツ

高級感があり着心地が良いウールのスーツは、50代の男性におすすめです。生地が上質なので、多少の柄があってもフォーマルさを失いません。「柄もののスーツがほしい」「さりげなく柄もののスーツを着こなしたい」という方にもおすすめです。 

ダブルのスーツ

ダブルのスーツは、近年のクラシカル回帰で人気があります。重厚感があり落ち着いた印象を与えるダブルのスーツは、社会的に地位が高まり、スーツにも慣れた50代によくなじむでしょう。 

ただし、近年のダブルのスーツはシルエットが現代風にデザインされています。昔着用していたものがタンスに眠っていたとしても、年代もののダブルスーツは現在の主流とは異なるため、新しく仕立て直しましょう。 

スマートさに磨きをかける50代のスーツ着こなし術

シャツ

こちらでは、50代のスーツの着こなしをよりおしゃれにみせるポイントを2つご紹介します。すぐに実践できるので、ぜひ明日からでも意識してみてください。 

小物で差をつける

50代なら、スーツに加えてネクタイや革靴などの小物で差をつけることも意識したいポイントです。光沢のあるシルクのネクタイは高級感を演出できる他、華やかな色合いのものを選んでもカジュアルになりすぎないため、ビジネスシーンにもぴったりです。 

また、革靴は目線が行きやすい部分なので、こまめにお手入れをして清潔感を保ちます。デザインはドレッシーでありながらも誠実で厳格な印象を与える「ストレートチップ(※1)」の革靴を持っておくと良いでしょう。 

※1:つま先部分に横一直線にラインが入っているデザインの革靴。日本では一文字(いちもんじ)と呼ばれることもある。 

スーツかシャツのどちらかを柄ものにする

スーツもシャツも無地だと地味で控えめな印象に、逆にどちらも柄ものにするとまとまりのない印象になります。しかし、どちらか一方だけを柄ものにすれば、バランスの良いおしゃれな雰囲気に仕上がります。ネクタイも含め、トータルの見栄えを考慮しながらコーディネートを考えてみましょう。 

柄ものに抵抗がある方は、一見すると無地に見える「シャドーストライプ」や「シャドーチェック」がおすすめです。ただ、どうしても無地が良いという場合は、光沢があるワントーン暗めの色を選びましょう。大人っぽくて色気のある装いになりますし、ネクタイを工夫すれば大人の遊びを演出できます。 

50代をスマートに楽しむ!ワンランク上のコーディネート例

こちらでは、4種類のスーツに合うコーディネート例をご紹介します。 

ダークネイビーのスーツ

オーソドックスなダークネイビーのスーツは、あえてシンプルにまとめるのがGOOD!白シャツと、スーツと同系色のネクタイを合わせれば、控えめながらも誠実で安心感のある大人の雰囲気を演出できます。また、スリーピーにすればよりきちんとした印象になります。ジャケットを脱いだときのシルエットが美しく、さらにベストの色を変えてコーディネートの幅を広げることも可能です。 

チャコールグレーのスーツ

チャコールグレー(ダークグレー)のスーツは、クラシックな雰囲気にぴったりです。厚手の生地を使っても浮いて見えることがなく、上品ですっきりとした印象に仕上がります。 

スリーピースやダブルにするとよりフォーマルな印象に仕上がる他、柄もののシャツと合わせることで洗練された大人の色気を演出することが可能です。 

ブラウンのスーツ

ブラウンのスーツは、Vゾーンに青系の色(ブルーやネイビー)を取り入れると、おしゃれにまとまります。青系はブラウンの反対色なので、着こなしにメリハリが出てすてきに仕上がります。 

また、明るめのブラウンにピンクのネクタイを合わせると、優しく若々しい印象になります。こなれ感も演出できるので、ぜひ揃えてみてください。 

なお、ブラウンといってもレンガ色のように赤みが強いもの、ベージュがかったもの、グレーがかったものなどさまざまです。いくつか試着をして、自分の顔色に合うものを選びましょう。 

ツイードスーツ

秋冬なら耐久性と保温性を兼ね備えた実用的なツイードスーツもGOOD! 長く着用することで体になじむため、着続けることで愛着の持てる特別な1着になるはずです。ツイード生地は存在感と華やかさがあるため、柄なしのシンプルなシャツとネクタイを合わせましょう。 

オーダースーツはどこで購入する?

オーダースーツを購入できる場所に「百貨店」と「専門店」があります。こちらでは、それぞれの特徴についてご紹介します。 

百貨店のオーダースーツ

百貨店の場合、多少生地が高くなりがちです。しかし、セール時期以外はじっくり接客してもらえるため、値段が高くても時間をかけてオーダーしたいという方におすすめです。 

専門店のオーダースーツ

オーダースーツ専門店では、独自のルートで仕入れや縫製などを行うため、コストパフォーマンスに優れています。選ぶ生地や仕立て方によっては、既製品のスーツとほぼ変わらない値段でオーダーすることも可能です。オプションが豊富で、上質で高級なオーダースーツを注文できるため、幅広いニーズに対応できます。 

まとめ

スーツの着こなし方1つで、見る人の印象は大きく変わります。自分に適していないスーツを着ることで同僚や部下、クライアントからの信頼を損なう可能性もゼロではないため、50代のスーツ選びは上品さや威厳を失わないように気を配ることが重要です。 

スーツを新調しようとお考えの方、既製品のスーツでは満足できない方は、オーダースーツも視野に入れてみてはいかがでしょうか。 

1935年創業の老舗ブランド「HANABISHI (花菱)」のオーダースーツは、完全国内縫製のイージーオーダーです。さまざまな体型の方に合わせた補正が可能で、熟練したプロフェッショナルフィッターが採寸し、あなたのご要望に合うフィットした1着をご提供いたします。初めてオーダースーツを作る方限定のお得なプランも実施しています。ぜひ、以下のリンクからチェックしてみてください。 

西林 和之
Writer
西林 和之
株式会社花菱
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
2015年HANABISHIに入社。経営企画部を経て、現在はマーケティンググループ長として、販売の企画、コンテンツマーケティング等を担当。
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